ClotPro(クロットプロ)は、1948年にProf. Hellmut Hartertが発明したThromboelastograph法と1995年にDr. Andreas Calatzisが改良したRotation Thromboelastometry法のCup & Pinメカニズムに基づく、新世代の全血弾性粘調度凝固分析装置です。
 

ClotProは、より安定なメカニズム構造、より高い感度を求めるため、ピンを測定中に静止させ、ツインベアリングによりカップを回転させ、それで生じる静電容量の変化をコンピューターで処理し、画面上に弾性粘稠度の振幅としてリアルタイムで表示されます。

　凝固時間CT：血餅形成が2mm幅に達する時間(秒)
　血餅形成時間CFT：血餅形成が2→20mm幅に達する時間(秒)
　A (x)：CT (5, 10, 20分)後の血餅振幅値(mm)
　最大血餅硬度MCF：血餅振幅の最大値(mm)
　最大溶解度ML：最大血餅硬度からの振幅減少の割合(%)
　溶解時間 LT：CTからMCFの50％に減少するまでの時間(秒)
 

 

 

 
各テストのドライ試薬入り
ClotProアクティブチップ


検体をピペティングする際、
試薬は自動的に血液と混合

必要なテストのみを選択できます。
同時に6テストを独立測定します。
各テストチップに所要試薬は含まれてます。
Barcode Readerにてテスト項目を読み込みます。
各試薬は室温で1ヶ月保管できます。
リモートビュー機能を搭載しています。
 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 
参考文献

-	ClotPro – a new generation viscoelastic whole blood coagulation analyzer. Hämostaseologie 2018; 38 (S 01): A32
-	Seizures associated with tranexamic acid for cardiac surgery: a meta-analysis of randomized and non-randomized studies.J Cardiovasc Surg (Torino). 2017 Aug; 58 (4): 633-641.
-	Tranexamic acid–associated seizures: Causes and treatment. Ann Neurol. 2016 Jan; 79(1): 18–26.
-	Tranexamic acid concentrations associated with human seizures inhibit glycine receptors. J Clin Invest. 2012 Dec; 122 (12): 4654-66.